ドラピオンvについて勘違いされていること【ポケカ】
こんにちは
ma-です 最近はダブルバトルよりもポケカで遊んでます。
突然ですが、ミュウ対策として挙げられるカードの1枚に「ドラピオンV」というカードがあります。
ミュウとドラピオンの関係については
・VMAXがワンパンされるからドラピオンはキツい
・ドラピオン対策に雪道を入れないといけない
・サイコジャンプをしないといけない
・ロストシティでロストしないといけない
など様々な話があり、ミュウを使うならドラピオンの対策を何かしら取らなければならないという風潮があると思いますが、
これらの話はすべて、半分本当であり、半分嘘になっています。
どういうことかというと、ドラピオンを採用してミュウに勝っていたのはロストバレットという非ルール主体のデッキだけです。
V主体のデッキはドラピオンVを使用してもミュウに勝つことはできません。
しかし環境トップであったロストバレットがドラピオンを採用しミュウを倒している光景が、ミュウにはドラピオンを採用しておけば勝てると錯覚させ、結果多くのプレイヤーがデッキにドラピオンを入れ、ミュウに轢き殺されてきました。
そうは言ってもミュウVMAXワンパンできるんだから、勝率はあがってるんじゃないか?
そう考える人もいるでしょう。
ですがV主体のデッキに入れるドラピオンはミュウ側のカモです。対策カードなど特になくとも勝つことができます。少なくともドラピオンをミュウVMAXに当てようとしている限りは勝率は1ミリも変動しません。
以下で証明していこうと思います。
Vデッキの中では非ルールを挟んで戦うことができる(=ミュウに勝てる可能性が最も高い)ギラティナを仮想的とします。
ミュウが先攻の場合
ボスの司令でギラティナを呼び、ミュウVMAXで倒します。
サイド4-6
返しにドラピオンVにミュウVMAXが倒されます。
サイド4-3
サイド2-3
このときベンチのミュウは進化させません。
こうなると相手はどうやってもサイドを3枚取ることができません。
ウッウにメロエッタが倒されます。
サイド2-2
ボスの司令でギラティナを呼び、ミュウVMAXで攻撃して決着です。
サイド0-2
ロストシティも雪道もサイコジャンプも要りません。
ミュウが後攻の場合
※メロディアスエコーでギラティナを倒した場合勝ちなので最初にサイド1しか取れない前提で進めます。
サイド5-6
ウッウでデオキシスが攻撃されます。
サイド5-6
フォトンブーストで返します。
サイド4-6
月光手裏剣(ロストマイン)でデオキシスが倒されます。
サイド4-5
(ここから分岐あるので画像なくします)
①メロエッタ召喚+カミツレ発動、もしくは②ミュウVMAX+ボスギラティナで攻撃します。
①サイド3-5
②サイド2-5
①メロエッタをなんかで倒される、もしくは②ドラピオンVでミュウVMAXが倒されます。
①サイド3-4
②サイド2-2
①、②ともに2体目のミュウをVMAXして攻撃
①サイド2-4
②サイド0-2 勝ち
①ギラティナのスターレクイエム、ミュウVMAXが倒されます。
サイド2-1
①ミュウVMAX2体目でギラティナを倒します。
サイド0-1 勝ち
ロストシティも雪道もサイコジャンプも要りません。
・おまけ(後1ダイナミックテール)
V主体のデッキでミュウに勝ちたい場合、ドラピオンVの正しい使い方は後攻1ターン目にダイナミックテールを決めることです。
これならワンチャンミュウに勝つことができます。
メロディアスエコーでサイド2枚取ったら勝てるのと同じ理屈ですね。
ただしこれができる入れ替え札が多いデッキは非常に限られます。(ギラティナやジェットルギアなど)
以下証明。疲れたので画像は無しで。。
ダイナミックテールでミュウVが倒されます。
サイド6-4
サイド4-4
ウッウにメロエッタが倒されます。※
サイド4-3
ミュウVでサイコジャンプ、もしくはデオキシスでウッウを倒します。
サイド3-3
サイド3-2
ミュウVMAXでギラティナを倒します。
サイド1-2
ゲノセクトVをボスの指令で呼ばれギラティナに倒されて決着です。
サイド1-0 負け
※のターンから2ターン連続でボスの指令を撃ち、ギラティナVster2体(もしくはやまびこホーンでドラピオン)を倒せるとミュウ側の勝ちになります。
おわりに
今回はドラピオンVがミュウ対策になっていないことについて(今更ですが)解説しました。
現在はミュウのメタカードはミカルゲに移っています。
こちらはドラピオンよりも高い拘束力を持ちますが、ミュウ側も構築やじゃんけん次第で十分に超えることができます。
機会があればまたミュウに関するあれこれを書こうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。